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仕事 続ける 意味 [雑感]

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【仕事を続ける意味】


普段、同じような仕事をしているとある日、ふと仕事をなんのためにやっているのかと思うことが誰にでもあると思います。
私も以前そのように思ったことが何度もありました。しかし、そんな時に親に教えてもらった「ある話」を聞いて仕事に対する考え方が少し変わるようになりました。今日はその内容をご紹介致します。子供の頃、もう半端じゃない貧乏な生活を送った。
日本中が貧しかったけれども、その中でもうちは特に貧しかった。


三歳で父が死に、母も子宮がんと直腸がんで二回も倒れた。
母は体が弱いのに、僕らを育てるため夜なべをしながら働いてくれた。


苦労して苦労して働いている姿をみてきたから、
絶対に金持ちになって、この母親を楽にさせたいと思った 。
そう思って野球選手になろうと決意した 。


今のプロ野球選手を見ていると、大体が子供の頃から「プロ野球選手になりたい!」と夢を持っている。
だから、プロになった途端に達成感に浸ってしまう。


実は、プロになった時点がスタート地点で、
一軍で活躍するにはどうしたらいいかと真剣に考えたものだ。


いまの人たちは自分がやりたくて野球をやっているだけ。

だから、ちょっとしたことで、「俺はこんなものだ」「これぐらいの成績で十分だ」
と、自分で限定・妥協・満足してしまう 。


現代人においても、多くは想像を絶する貧乏の経験は少ない。
もちろん、
いまでも恵まれない人はいるが、
戦前や戦後の国民全体が貧しかった時代とは比べようがないくらい、今の時代は豊かだ。

だから、現代人の職業の選択基準は、
「自分がやりたいこと。」
「好きなこと。」

しかし、ほんのちょっと前までは、大方の日本人は、両親や家族を楽にするために仕事を選んだ。


自分の楽しみや、自分がやりたくてやる仕事は動機がいかにも薄い。 好きな仕事に就(つ)けた、という達成感で満足し、その先がないからだ。 また、自分が好きだからとの理由ではじめた仕事は、好きでなくなったらやめてしまう。


つまり、何かトラブルや、ちょっとした困難があると、耐えられない

自分のためだけにすることは、趣味の領域

仕事は、「誰かを喜ばせる 」
という強くて深い想いがあるからこそ、
長く続けることができる!

≦『月刊 致知』2010年12月号「持続心こそ、運命をひらく鍵である」⇒
元東北楽天ゴールデンイーグルス監督:野村克也氏の言葉より≧


仕事は何のためにするのか?

多くの人は生活をする(稼ぐ)ためとか、自分の成長のためとかというように考えていると思いますし、自分もそうでした。しかし、いくら稼いだり、自分が成長しても、自分ひとりだけのことであればおそらく心は満たされないでしょうし、その行動は長くは続かないと思います。


一方で、誰かに喜びを与えるということは自分だけでなく他者をも幸せにすることができる可能性を秘めています。また、自分のためなら手を抜けることも、自分以外の人のためであれば、人は何倍も力を発揮することができるようです。これは心理学者も支持しているとのことです。

そう考えると、極論ではありますが、仕事のジャンルはほとんど関係ないんだなと思いました。どんな仕事においても他者(お客様など)を喜ばせるためにはどのようにしたらいいのかを常に本気で考えることが重要なことではないでしょうか。


「他者よりも自分が先に」とお考えの方もいらっしゃるとは思いますが、他者のために何かをするということは、いずれなにかしらの形で自分に返ってくると思いますし、私も少なからずそのような経験をしました。


ほんのわずかでも他者に喜びを与えられるように・・・そんなことを意識しながらこれからも仕事に励みたいと思います。



もし、少しでもみなさんの参考になれば幸いです。

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