SSブログ

ダイエット エネルギー消費 運動 [健康]

スポンサードリンク

今回は、エネルギー消費についてもう少し具体的に提示できたらと思います。
前回、エネルギー消費には活動係数やストレス係数が関係していることを記載しましたが、これらは医学的な視点で用いられています。ですが、少し見方を変えれば一般生活にも応用できると思われます。




○活動係数とは

一般の生活に置き換えると・・・
寝たきり(意識が低い):1.0⇒寝たきり
寝たきり(覚醒している):1.1⇒寝たきり
ベッド上安静:1.2⇒ほぼ寝ている
ベッド以外での活動あり:1.3⇒時々動くが、日中はほとんど動かない
ほとんど臥床していない:1.4⇒日中はなんらかの作業(家事)をしており、身体を動かしている
積極的なリハビリを受けている:1.5以上⇒常に身体を動かしている


○ストレス係数とは・・・

飢餓状態:0.6~1.0
手術後3日間:1.1~1.8(手術により異なる)
骨折:1.1~1.3
褥瘡(とこづれ):1.1~1.6
感染症:1.1~1.5
COPD(呼吸の病気):1.1~1.3

日常生活に置き換えると・・・
例えば、痛みを感じているとき、熱を出したとき、花粉症の時などは少なからずエネルギー消費量を高めていることが推測できます。

例)
30歳、160cm、40kgの女性で、基本的には家事か作業をしている。ただし、現在は花粉症で呼吸がやりにくい(ストレス係数:1.3とする)。
総エネルギー消費量=基礎エネルギー消費量×活動係数×ストレス係数なので・・・

Harris-Benedictの式より、
基礎エネルギー消費量=655.1+9.56W+1.85H-4.68A【W:体重(kg) H:身長(cm) A:年齢(年)】
⇒655.1+382.4+296-140.4=1192.7kcal

したがって・・・
総エネルギー消費量=1192.7×1.4×1.3=2170.7kcal というようになります。


大まかに考えるのであれば、上記のような導き方はひとつ参考になると思います。

宜しくお願いします。

スポンサードリンク


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

nice! 0

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。